中部北陸自然歩道紀行
自然歩道区間 南木曾駅〜(歴史の道中山道/与川道)〜野尻駅〜恋路峠〜柿其水路橋〜十二兼駅南木曾駅〜桃介橋
<中山道との重複区間は無し>
 環境省資料記載の中部北陸自然歩道(※)は、南木曽駅〜桃介橋〜柿其渓谷〜野尻駅である。しかし、南木曾町内の案内板では、「野尻駅〜柿其水路橋」は中部北陸自然歩道であるが、「柿其水路橋〜南木曽駅」は信濃路自然歩道「川西古道」になっている。
 一方三留野宿と野尻宿の間は、本来の中山道が昔の姿を留める箇所が少ないという理由から迂回路だった与川道が歴史の道として整備されている。
 中部北陸自然歩道の道筋がはっきりしないことや与川道を歩いてみたいという思いもあり、往路は歴史の道経由で野尻駅へ向かい、復路に中部北陸自然歩道を辿ることにした。
※参考(環境省) F11<川西古道と桃介橋のみち 「JR大桑駅〜白山神社〜JR野尻駅〜阿寺渓谷入口〜恋路峠〜柿其渓谷〜桃介橋〜JR南木曽駅」
1 日  時 2016/4/23(土)
2 区  間 P〜跨線橋(中山道合流点)〜与川〜野尻〜柿其渓谷〜十二兼駅…P
3 歩行距離 P<0.9km>跨線橋<1.8+0.7km>与川道分岐<4.9km>与川村庄屋屋敷<1.5km>小休所跡<3.0km>根の上峠<4.7km>野尻駅<5.3km>恋路峠<0.9+1.3km>つり橋<2.9km>柿其水路橋<1.3km>十二兼駅…南木曽駅<0.8km>桃介橋・P 30.0km
4 所要時間 P7:00-7:20跨線橋-8:00等覚寺8:15-8:28与川道分岐-10:06与川村庄屋屋敷-10:45小休所跡/昼食11:05-11:30阿弥陀堂-12:20根の上峠24-13:33野尻駅45-14:34フォレスパ木曽-15:11恋路峠-15:31つり橋-(牛ヶ滝見学)-16:14柿其渓谷P19-17:00水路橋-17:25十二兼駅…17:42南木曽駅-18:00桃介橋・P 11時間0分
(内公共交通機関利用 17分
5 交  通 車・JR
(往)瀬戸市5:30〜6:55P  (乗継)十二兼17:35〜42南木曾  (復)P18:07〜19:25瀬戸市
6 駐 車 地 天白公園駐車場
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情複、第312号
この地図を更に複製する場合は国土地理院長の承認が必要である。
スライドショー@(PC) <与川道> (スマホ) スライドショーA(PC) <柿其峡谷/黒淵> (スマホ)
7 メ  モ ・今回も天気に恵まれ明るい日差しの下で心地良い歩きが出来た。しかし、アップダウンのある長距離となり後半は足が重くなりさすがに疲れた。
・与川道は、昔の面影を残す民家が点在する山村を通過していく道であり宿場町とは違った趣がある。ハナモモやヒガンザクラ、ヤマザクラが見頃の時期で美しい山里の風景を堪能することができた。
・与川道の要所に腕木の標識があるが十分とは言えず、プラ製(?)の補助標識を頼りに歩くことが多かった。
・中部北陸自然歩道では、中央アルプスの展望や澄んだ水が美しい柿其渓谷の眺めに出会うことができた。
・自然歩道の道標は、大桑村内は要所に整備されていた。恋路峠以西の南木曾町内に入ると所々にしか無く、案内板の地図を撮影した画像を確認しながら歩く状態だった。
・恋路峠の前後では荒れた道や廃止された道もあって林道へ迂回、詳細な道が分からず恋路のつり橋付近でもコースを外れた。
・柿其水路橋から桃介橋までR19経由で5km程だが、体力・時間的にも無理なことから十二兼駅から列車利用となった。(R19の歩道がコースであることが後で分かった。)
・ トイレについては、与川道には4箇所設置されていた。中部北陸自然歩道ではフォレスパ木曽・恋路峠・柿其渓谷Pで利用できる。
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