中部北陸自然歩道紀行
自然歩道区間 別所温泉から戸倉交差点までの全ての区間
<鼠橋通り交差点から千曲市戸倉に入るまで北国街道と重複>
 あんず・桜・林檎の開花時期に合わせてコース19・20・21を先に実施、残っている別所温泉から戸倉駅まで歩くことにした。
 北国街道と重なる区間は少なく、今回もグーグルストリートビューを利用してルートマップを作成した。しかし、上田市浦野地区や岩鼻〜鼠橋間、戸倉地区の数か所でルートが良く分からず当日の勝負になった。
 別所温泉内の古刹などは見学済みであるが、長距離の上に名所旧跡の数も多く忙しい行程になりそうである。
 コースが通る青木村には、「惜別の歌」の原詩である島崎藤村の若菜集「高楼」縁の田沢温泉がある。別所温泉の駐車地へ向かう途中に寄り道することにした。
<歩行計画> P8:00(7:25)<1.3km 3km/h>8:25(7:50)安楽寺前道標<1.5km 2km/h>9:10(8:35)殿戸峠<3.4km 3km/h>10:20(9:45)大法寺35(10:00)<3.2km 3km/h>11:40(11:05)岡城跡入口/昼食12:00<5.1km 3.2km/h>13:35(13:00)上田道と川の駅40<7.6km 3.2km/h>16:00(15:25)村上義清公墓所<6.5km 3km/h>18:10(17:35)戸倉駅…別所温泉駅<0.8km>P 29.4km =当日は35分早くスタート=
  ※参考(環境省)   H3 戦国村上氏を偲ぶみち 「千曲市戸倉庁舎 〜 こうがいの碑 〜 村上義清公墓所 〜 別所峠 〜 別所温泉」 25.2km
                 
1 日  時 2017/5/14(日)
2 区  間 P〜別所温泉〜浦野宿〜村上義清墓所〜戸倉駅…P
3 歩行距離 P<1.3km>安楽寺前道標<1.5km>殿戸峠<3.6km>大法寺<3.1km>岡城跡<4.9km>上田道と川の駅入口<7.3km >村上義清公墓所<6.3km>戸倉駅…別所温泉駅<0.8km>P 28.8km
4 所要時間 P7:25-7:53(+3)安楽寺前道標-8:24(-11)殿戸峠-9:28(-17)大法寺58(-2)-11:03(-2)岡城跡/昼食25-13:05(+5)上田道と川の駅入口-15:07(-18)村上義清公墓所-17:20(-15)戸倉駅…18:37別所温泉駅-18:55P 11時間30分
(内公共交通機関利用 1時間17分)
5 交  通 車・しなの鉄道・上田電鉄
(往)瀬戸市3:20〜7:20P  (乗継)戸倉17:30〜17:46上田18:06〜18:37別所温泉  (復)P18:58〜22:38瀬戸市 2
6 駐 車 地 別所公園駐車場
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情複、第344号
この地図を更に複製する場合は国土地理院長の承認が必要である。
                            
スライドショー@(PC) <殿戸峠> (スマホ) スライドショーA(PC) <坂木宿> (スマホ)
7 メ  モ ・大垣市の青墓、中津川市の駒場、辰野町の小野、東御市の塩野など、これまでに所々で古代東山道の名残を見てきた。今回、浦野駅と推定される場所や遺産とされる古刹に出会ったことで一筋の道として繋がり古の人々の往来を一層身近に感じることとなった。
・ 平安時代から戦国時代にかけて信濃に一大勢力を築きながら歴史の表舞台に登場することの少なかった村上氏についても学ぶことができた。
・コース沿いに残る旧家の多くが養蚕農家の名残を留めている。江戸末期から昭和初期の製糸業の振興振りを改めて感じた一日だった。
・道標は、要所の分岐点には設置されているが集落内の曲折する道には無い所が多い。通行止めによる迂回指示も無いので手元地図を頼りに進行方向を推定して歩いた。
・トイレについては、東山道浦野駅公衆トイレの外に道の駅、坂城駅などの施設を利用できる。
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