天下峯(320m) |
2019/3/20(水) |
豊田市市街地に近い標高の低い山であるが、巨岩が多くフリークライミングの練習用岩壁もある。山麓の王滝渓谷にも奇岩が多く、仁王川沿いに幾つかの園地が設けられていて梅・椿・桜・新緑・紅葉など四季折々の景観を楽しむことができるという。 | ||
王滝渓谷駐車場に近い梟ヶ城展望台へ登った後、歌石・王滝湖・古美山園地を巡りながら天下峯を目指し、復路に椿木・龍門園地を経由してへ戻る周回コースを歩いてみた。 | ||
今回初めて訪れたが、天下峯の眺望にとどまらず山麓の巨岩・奇岩や仁王川の渓谷美など、変化に富む景色に驚かされた。 | ||
梟ヶ城展望台と天下峯からは、やや霞んでいたが名古屋市街地・伊勢湾・御嶽山などを眺めることができた。 | ||
巨岩・奇岩がコース沿いの至る所にあり、宮川散歩道では巨岩の間を通り抜けることもできる。(濡れているときは滑りやすいので要注意!) | ||
王滝湖園地で複数の種類の椿の花が見られ、椿木園地では早咲きや遅咲きの紅白の梅を楽しむこともできた。 | ||
○歩行距離 (含標高差) |
P<1.1km>梟ヶ城展望台<1.2+(0.1)km>王滝湖園地<0.7km>古美山園地<2.1km>天下峯<2.1km>古美山園地<2.0km>龍門園地<0.9km>P | 10.2km |
○歩行時間 | P9:50-10:22梟ヶ城展望台38-11:05歌石園地23-11:51王滝湖園地/昼食12:17-12:43古美山園地48-13:53天下峯14:10-14:56古美山園地-14:13椿木園地17-15:41龍門園地48-16:00P | 6時間10分 |
○ 駐 車 地 | 王滝渓谷駐車場(トイレ有) |
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平30情複、第1133号) | |||
この地図を更に複製する場合は国土地理院長の承認が必要である | |||
前編 後編 |
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王滝渓谷P発 9:50 P南西隅に梟ヶ城展望台登り口有り |
登り口の案内板 画像クリック |
王滝渓谷P | 案内板には0.9km、標高差200mの登り 山頂まで階段が続く、所々に巨岩有り |
梟ヶ城展望台(10:22-38) 先客の2人と談笑 |
西方向の眺めは展望櫓より下の方が良い 豊田市街、名古屋駅ビル群(右後方) |
豊田スタジアム・名古屋駅ビル群 |
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北方向/猿投山(右端) | 北方向/御嶽山 | 山頂南の遊歩道脇に2つに割れた巨岩有り | 歌石園地分岐(左折) | |
前半は緩やかな遊歩道 後半は岩場もある急坂有り |
歌石園地側の登り口(11:05) | 歌石園地 | 支流の橋を渡り歌石園地左岸の散策路へ | |
散策路はベンチを過ぎると荒れた状態に… 地形図には記されているが廃道のようだ |
引き返してトイレ西方の遊歩道分岐へ(11:23) 遊歩道経由で中ノ瀬大橋(吊り橋)を渡る |
中ノ瀬大橋袂から左岸の遊歩道へ | 車道との出合 椿木園地方向へ左折 |
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椿木園地(左)・王滝湖園地(右)の分岐有り 右折して車止めの先の遊歩道へ |
椿木(ツバヤ)園地のトイレ・かじか橋(吊り橋) | 王滝湖堰堤・王滝湖かけ橋(アーチ橋) | 橋の袂を左折 | |
王滝湖・王滝園地 | 王滝湖園地(11:51) 宮川散歩道へは直進 |
王滝湖園地には、椿の木が沢山有り 種類は多いが花が少なく寂しい感じ… |
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ツバキの花 | 昼食後、バーベキュー場を通過 神社参道前へ(12:17) |
神社参道前を右折 木橋を渡り左岸へ |
澄んだ水の流れが美しい! | |
宮川散歩道は河原の巨岩の間を進む イメージしていた川岸の散策路と大違い! |
暗い隙間を通過 突然、別世界に迷い込んだ雰囲気! |
河原から崖の中腹の道へ 苔むした岩もあるのでスリップに要注意だ |
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木橋を渡り、右岸の遊歩道へ | 遊歩道へ出て右折 すぐに古美山園地方向へ左折 |
急坂を登ると、直立する岩壁出現!! フリークライミングの練習者なのか人声有り |
クライミング゙用の金具が取り付けられた岩壁有り | |
P手前の崖の中腹に観音菩薩像有り | 古美山園地P・トイレ(12:43) | 天下峯への遊歩道(山道)入口 標識:天下峯1.5km |
急坂を登ると 自然林・竹藪内の緩やかな道が続く |
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送電用鉄塔を過ぎると下りになる | 標識が立つ十字路を横断 | ぶどう園の横を緩やかに登る | 再び山道へ | |
標識が立つ三叉路を左折 | 左手に「松平隼人助親正の墓」有り この辺りは松平郷、徳川家康の祖先のようだ |
竹藪内の平坦な道を行く | 「山姥の足跡」の看板が立つ大岩有り どこが足跡なのかよく分からない… |
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人工林内の平坦路を過ぎると 車道に出合い、右折 |
出合箇所の左手に「産の神」の祠有り 道祖神・塞の神・山の神が祭られている |
車道を少し進んだ先の三叉路を左折 標識:天下峯0.1km、地形図では500mはある… |
弘法堂・天下峯と天下峯との分岐点 弘法堂横の急坂を登り周回することに… |
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徳川家康の祖先松平親氏が 山頂で天下泰平を祈願したという伝承があるという |
弘法堂と石仏 | 石仏<地蔵様・観音様・不動様> 人里から離れた場所だが生花が供えられていた |
弘法堂の手前から急坂の山道へ 地蔵・観音様の石仏が次々と現れる |
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石で囲った祠や巨岩の岩屋に祭られている |
観音様は番号付き、八十八体あるという 境内にあった観音様は八十八番目かも…? |
山頂直下の急坂を登る | 天下峯山頂(320m) (13:53-14:10) |
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南東方向 焙烙山(左)・六所山(中央右) |
西方向 白く光っているが伊勢湾のようだ |
北西方向 名古屋市街地・後方は養老山地だろうか? |
天下峯は北東側のピークの尾根の端に位置する 尾根を北東へ進み天下峯の標識のある分岐を右折 |
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岩壁のクライミング用金具(○印) 復路は往路より緩やかな道だ |
フリークライミング練習岩壁 | 弘法堂分岐から往路を戻り 標識のある十字路を左折、車道を進む |
標識の立つT路を右折 王滝渓谷方向へ |
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古美山園地P手前を左折(14:56) 遊歩道を進む |
路傍に春の花々有り | 仁王川右岸の遊歩道を直進 | 左手下方に王滝湖園地の眺め有り | |
王滝湖かけ橋・堰堤 | 椿木園地(14:13) 早咲きや遅咲きなど多種類の梅の木有り |
渓流沿いの白梅 | 遊歩道沿いの紅梅 谷間の梅園で平地とは違った趣有り |
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歌石園地の中ノ瀬大橋 | 左手下方に歌石園地有り | 歌石園地分岐を左に見て直進 | 冬中咲き続けたヤブツバキもそろそろ終わり 咲いている花も良いが落花にも趣有り |
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遊歩道の左下方には 巨岩の間を流れ落ちる仁王川の小滝有り |
王滝橋袂に、龍門園地へ通じる散策路分岐有り 補修工事のために通行止、残念! |
左岸迂回路経由で龍門園地へ 妙昌寺入口に園地Pとトイレ有り(15:41) |
Pに王滝渓谷の解説板有り 奇岩・桜・新緑・紅葉を楽しむことができるという |
龍門橋を渡った先が龍門園地 梅の咲く広場に東屋有り |
王滝渓谷Pへの道沿いに伊保神様の祠有り 清水がイボに効く御神水という |
王滝渓谷P帰着 16:00 |