御在所岳(1212m) | ||
<碧滝P〜中道〜朝陽台広場〜望湖台〜裏道〜P> | ||
2018/11/3(土) | ||
御在所岳の登山は数十年ぶりになる。裏道の経験しかなく、今回は人気の高い中道から登り裏道へ下る周回コースとして計画した。 | ||
紅葉シーズンの休日は登山者が多く、中道登山口の駐車場(70台)は夜明けには満車になるので温泉街に近い碧滝駐車場を利用。 | ||
尾根道の中道と谷沿いの裏道は険しさや景観が全く異なり、飽きることなく変化に富むコースを楽しむことができた。雲が多くやや霞んだ天気ながら、朝日に輝く伊勢湾や遠くに琵琶湖を眺めることもできラッキーな一日だった | ||
9月に2度も襲来した台風の影響なのか木々葉の痛みが酷く,、紅葉についてはやや期待外れだった。 | ||
○歩行距離 (含標高差) |
P<2.6km>中道登山口<2.2km>中道分岐<0.2km>朝陽台広場<1.0km>望湖台<0.8km>裏道分岐<2.3km>藤内小屋<1.8km>裏道登山口<0.8km>P | 11.7km |
○歩行時間 | P5:15-6:24中道登山口-9:54中道分岐-10:10朝陽台広場/昼食11:23-11:50望湖台-12:37裏道分岐-14:35藤内小屋40-15:41裏道登山口-16:02P | 10時間47分 |
○ 駐 車 地 | 碧滝駐車場(70台、公衆トイレ有) |
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平30情複、第1133号) | |||
この地図を更に複製する場合は国土地理院長の承認が必要である | |||
前編 後編 |
碧滝P発5:15、既に数台の車有り P西側から自然歩道遊歩道へ |
温泉街まで遊歩道を登る 登り詰めて右折、ロープウェイ駅へ |
売店とロープウェイ駅の間を進む | ロープウェイ駅の裏手から遊歩道を進む |
裏登山道(裏道)登山口で左折<帰路撮影> 自然歩道と分かれて町道を進む |
中登山道(中道)P着(6:15) 70台の駐車場は既に満車 |
150m程西の中道登山口へ | 中道登山口(6:24) |
入口に登山届用ポスト有り いきなり急坂の登りが始まる |
風化した花崗岩の窪地を登る 一段が高く四足歩行の所も… |
所々に左手に岩壁や巨大鉄塔の眺め有り こんな急峻な岩山によく建てたものだ |
再び花崗岩の窪地の登り |
裏道への分岐点(6:54) 中道と裏道を周回できる道だ |
ロープウェイ架線の下を通過 眼下に街並みや伊勢湾が見えてきた |
朝日に輝く伊勢湾が綺麗! |
急坂のガレ場を登る | 巨岩の間を進む | 面白い形の巨岩が奇岩が多い 山腹のあちらこちらに見られる |
おばれ岩(7:25) |
紅葉は少し色褪せた感じ… 台風が2度も襲来、葉が枯れているようだ |
名古屋駅の高層ビル群 後方は三国山(中央)、猿投山(右端) |
かなりの段差のある所も… 中道はストックよりも手袋が必需品だ! |
釈迦ヶ岳(上方左) |
地蔵岩(7:57) 地震もあるのによく落ちないものだ… |
花崗岩が風化した崩落斜面の上部を巻く 落ちたらアリ地獄の恐怖… |
キレット(8:10) | すぐにキレットの最上部に出る 登山者が多いので渋滞気味だ |
大岩の積み重なった岩場を垂直に下る 要所には鎖(矢印)の設置有り |
キレットを振り返る 高度差を感じるが3点支持を守れば安全だ |
その先も岩場が続く 一段の高さが高くよじ登る所も… |
かもしか広場(8:41) 中道には展望が良く休憩に適した岩場が多い |
少し見られる紅葉有り | 延々と続く岩場の登り… | 大きな段差には鎖梯子有り | ロープの設置箇所も… |
標高が上がり鈴鹿の山々が良く見える 南側には入道ヶ岳・鎌ヶ岳 |
岩峰(9:19) 北には釈迦ヶ岳・竜ヶ岳・藤原岳・御池岳が連なる |
東側の展望 |
温泉街を見下ろす 湯の山かもしか大橋(2018年開通) |
南側の展望 | この先は岩峰の中腹を下りながら横切る カニの横ばいの御在所版だ |
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右側が谷でキレットよりもスリル感有り 3点支持で慎重に通過 |
8合目を振り返る、後方は菰野町の町並 岩峰中腹をトラバース(→登山者) |
岩峰 左端が8合目 |
横切った先にも岩場の展望地有り |
後少しだが気が許せない! 最後の滑り易い斜面にロープ有り |
段段を登って中道分岐着(9:54) 登山口から3:30分、登りはいつものスローペース! |
近くの9合目・富士見岩へ(9:57) ロープウェイ利用者も訪れる展望台だ |
東側 湯の山温泉街・伊勢湾 |
東側 養老山地・木曽三川・伊勢湾 |
北側 釈迦ヶ岳・竜ヶ岳・藤原岳・御池岳 |
南側 入道ヶ岳・鎌ヶ岳 |
朝陽台広場・昼食(10:10-11:23) 御在所の四季を楽しむという地元の方と長話 |
ロープウェイ駅のトイレに寄り道して山頂へ スキー場を下って最後の登りへ |
頂上・一等三角点・県境の表示有り(11:45) 表示の標高1212mはこの先の望湖台 |
近くに山上公園マップ有り 画像クリック! |
滋賀県側に少し高い望湖台が見える 三角点のある場所より展望が良い |
望湖台着(11:50) |
西側の雨乞岳 | 霞んでいるが琵琶湖も何とか見えた! | スキー場内を戻り裏道分岐点へ 公園東側にレーダー雨量計とロープウェイ駅が見える |
裏道分岐着<9合目>(12:37) 標識を見逃し中道分岐まで進んで戻る |
花崗岩が転がる道や風化した窪地を下るが 中道に比べて勾配は緩やかだ |
右手の御在所岳山腹に巨岩や奇岩有り | 数十年前の記憶だが北ア燕岳の景色に似ている 燕岳も同じ花崗岩の山だ |
国見峠(12:55) 峠から御在所岳北側の谷を下る |
谷筋を通る道だが所々で視界が開ける 中央に建設中の新名神高速の菰野ICが見える |
谷の北側のクマザサの中を行く (7合目付近 13:10) |
右手には荒々しい御在所岳の岩肌が見える 涸れ沢も都市近郊の山と思えない程大規模だ |
崩壊箇所を通過(13:17) 裏道は2008年の豪雨で崩壊、その跡? |
涸れ沢の最上部の鞍部が国見峠だ 所々に名残の紅葉有り |
7合目の先から山側の迂回路を通る(13:29) 「崩壊地迂回路」の標識(○印) |
右側には険しい岩壁が続く |
6合目の「崩壊地迂回路」標識(13:38) トラロープは旧裏道への進入禁止か? |
沢沿いに下る | 対岸に藤内壁が見えてきた ロッククライミング愛好者に人気のある岩壁だ |
岩壁に張り付くクライマーの姿有り |
藤内壁出合(14:02) | 8合目(14:06) | 「兎の耳・鎖場注意」の標識(14:16) ここから広くなった涸れ沢を横断して右岸へ |
岩のペンキ表示を見て進む |
左岸の「兎の耳」(14:19) ここもクライマーに人気の岩塔らしい |
大岩が堆積した涸れ沢を下る 道らしき踏み跡を辿るが、正しいのか不安も… |
「湯の山温泉」の表示(○印)に従い岩の山を迂回 流れが現れた右岸を進む(14:32) |
すぐに腰越峠分岐有り 湯の山温泉方向へ(14:34) |
藤内小屋(14:35-40) 多くの登山者で賑わっていた |
豪雨の際に谷が崩壊、土石流が観光施設を破壊 藤内小屋も被害を受けたが再興された |
右岸の木立内の道を下る(14:48) 途中、中道への分岐有り |
四の渡しの木橋を渡り左岸へ(15:00) 少し左岸を歩いて七の渡しへ |
七の渡しから見る高さ10m程の右岸の岩壁 数人がロッククライミングを練習していた(15:04) |
七の渡しの木橋を通過、右岸へ(15:06) |
2008年の豪雨後に築かれた堰堤(15:10) 対岸に青い屋根の日向小屋が見える |
河原の道からいきなり舗装路へ(15:13) |
舗装路を下る | 建設中の新名神高速(上)・湯の山かもしか大橋(中) 鈴鹿スカイライン碧滝大橋(下) |
碧滝大橋の下の山道へ(15:22) 「裏道登山口」の表示があるが1合目は500m程先 |
鬱蒼とした薄暗い中を下る |
碧滝分岐(15:31) | すぐに碧滝不動有り(15:33) | つづら折りを下る | 裏道登山口<1合目>着(15:41) 裏道分岐から3:04分、下山はまずまずのペースだ! |
碧滝駐車場着(16:02)、早朝は僅かだった車も一杯に… 御在所岳の人気の高さは想像以上だ! |