寧比曽岳(1121m) C
<段戸湖〜きららの森〜寧比曽岳(往復)>
2019/11/9(土)
 段戸湖から寧比曽岳への登山道は、「きららの森」と呼ばれる段戸裏谷原生林(太平洋型ブナ林)内を通っている。
 大木のモミ・ツガ・ブナ・ミズナラの外にカエデ類も多い原生林であり、ブナやカエデの紅葉を期待できるこの時期に歩いてみた。
 寧比曽岳へは少し距離が長くなるが、原生林「きららの森」をより深く探索できる自然観察路を経由することにした。
 
   メ  モ ・霞が濃くて山頂からの眺めは近場に限られたが、美しい紅葉を十分に堪能することができた。
・段戸湖を始めきららの森の紅葉も素晴らしく、大木が育つ原生林内を紅葉を愛でながら歩くことはなかなか味わえない経験だった。
・標高1000m辺りまでに生育するスズタケが120年振りの開花で完全に枯れていた。5年前(2014/3)に訪れた際の背丈程の笹は葉が無くなりなり、枯れた茎だけ林立する異様な光景で別の道を歩いている感じだった。
・朝方半分ほどが埋まっていた駐車場も午後は満杯で沢山の路上駐車も見られた。紅葉の時期にはかなりの人々が訪れるようだ。
・トイレは、駐車場と富士見峠に設置されている。
    ○歩行距離
    (含標高差)
P<0.1km>きららの森分岐<3.3km>自然観察路分岐<3.1km>尾根休憩所<0.9km>富士見峠<0.2+0.5km>寧比曽岳山頂<5.3km>椹尾分水林道出合<1.3km>P  14.7km
    ○歩行時間 P7:30-7:33きららの森分岐-9:19自然観察路分岐-10:30尾根休憩所-11:02富士見峠14-11:25寧比曽岳山頂12:05-14:13椹尾分水林道出合-14:47P  7時間17分
    ○ 駐 車 地 段戸湖駐車場(2箇所・合計30台位)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平30情複、第1133号
この地図を更に複製する場合は国土地理院長の承認が必要である
P着(6:50)
早朝から多くのカメラマンの姿有り
霧が立つ早朝の段戸湖
瑞々しい早朝の紅葉 朝日に輝く湖岸の紅葉
出発 7:30
Pから100m程のきららの森入口へ(7:33)
120年振りに開花したスズタケが全て枯れている
きららの森の紅葉も見頃だ 柴垣のようなスズタケの間の遊歩道を進む カエデ(イタヤメイゲツ)とブナの黄葉
高くて分かり難いがブナも黄葉している
道を塞いだ倒木に作られた階段
最小限の加工に留め原生林の姿を保存している
イタヤメイゲツの紅葉とブナの黄葉 原生林内の心地良い道を行く 枯れた大木の大きな切り株有り
倒木は地面にあり自然の姿が保たれている
五六橋分岐、自然観察路へ 太平洋型ブナ林の解説有り
愛知県のブナ林は多種の樹木との混成林が特徴
自然観察路はアップダウンの多い遊歩道だ
栃洞林道へ出て左折、すぐに右折
ブナは寒い地方に育つ樹木であるが
温帯のこの地ではスズタケとの組み合わせが特徴という
門柱のようなブナ
うす暗い森林内のシロモジの黄葉が目を引く
椹尾分水林道横断、付近にはミズメが多いという
樹皮は暗灰色で横長の皮目が並ぶサクラ似で
右端の樹木がそのような感じ…
ミズメと思われる横長の皮目の樹皮が目に付く 土に返りつつある太い倒木も見られる
食べられそうな茸が群生する倒木も… スギゴケ・ヒノキゴケ(中央)
笹枯れのためなのか苔に覆われた地面が目に付く
自然観察路分岐(9:19)
段戸原生林はモミ・ツガ・ブナ・ミズナラなど約80種類
の樹木が育つ貴重な自然の宝庫という
原生林内の紅葉
シロモジの黄葉が美しい スギ・ヒノキの人工林内へ
段戸国有林内には、造成林・原生林・保養地があるという
森林整備用の作業道横断 笹が消えてスギゴケ群落が目立つ斜面有り
秋に雌株から伸びる綿棒状の胞子嚢が見える
人工林内の休憩所
観察路分岐と尾根休憩所との中間点だ
緩やかな登りが尾根まで続く 人工林端の開けた所に紅葉有り
シロモジ(黄)、イタヤメイゲツ(赤)
P996南の尾根休憩所(10:30)
山頂まで1.2km・30分とあるが…
西側が開け豊田市街地方向の眺め有り
今日は霞が濃いようだ…
自然林内の尾根道へ この先は富士見峠まで急坂が続く 足下に雲母片岩有り
風化した雲母片から「きららの森」の名が付いた
枝の張りに逞しさを感じるアカマツとブナ有り(中央)
根本に尾根上の3つ目の休憩所有り
アカマツと紅葉したブナ ブナ並木のような坂道を登る 笹枯れで広くなった登山道
以前は笹が両脇から覆い被さった細道だった
富士見峠直前でスズタケが急に消え
葉のある笹が出現(標高1100m)
高所に育つ別種の笹かも…
富士見峠(標高1120m、11:02-14)、トイレ有り
かつては南・中央アルプスや富士山が眺められたという
100m程北側にある展望地へ寄り道
御嶽山から南アルプスまで一望できるが残念!
5年前の眺めを思い浮かべる…
山頂へは500m程の緩やかな道が続く
山頂直下の丸太階段を登る 寧比曽岳山頂(1121m)
サラサドウダンツツジの真っ赤な紅葉が一際目立つ
東屋横からの南アルプス方面の眺め
霞が濃くて近場の蛇峠山・茶臼山が見える程度だ
名古屋市街地方面も
筈ヶ岳の後方の猿投山辺りまで
紅葉シーズンは登山者も多く満席状態
空いた席で昼食(11:25-12:05)
往路に出会った秋の花・実 自然観察路分岐(13:59)
復路は自然歩道本コースを下り椹尾分水林道へ
椹尾分水林道出合
椹尾分水林道出合(14:13)、トイレ有り 東海自然歩道案内板
林道経由で段戸湖へ
五六橋付近にあった鮮やかな紅葉
山頂とは違う種類のサラサドウダンツツジのようだ
トチノキ(左上)やモミジの紅葉が見られるようになってきた
休憩所・広場横のオオモミジの紅葉 段戸湖越しに県道33方向を眺める
対岸の紅葉と逆さ紅葉が絶景!!!
午後の日を受けて朝とは違った美しさ有り P帰着 14:47
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